手にとって眺めると安物の子供向け玩具そのものだが、全体の印象把握は流石に地元・フランスのメーカー製品だと感心させられる。この製品の10倍以上もする高価な日本製ブラス製品も売り出されたが、レイアウトで走る姿は、どちらが高級モデルなのか見分けがつかないほど。ピンボケ映像でも、動輪のスポークの間から光線が抜けて見えればそれで十分楽しい。このプラ製品は現在、英国のHORNBY社傘下のブランドで改良再生産されている。フランス国鉄が手掛けた最後のSLである。
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