鉄道模型入門(廣済堂入門)は日本で初めてレイアウトに関する記述をまともに述べた入門書として評価されて、この手の入門書として異色の6万部を完売しました。これは日本の趣味⁴の書籍として型破り部数です。一万部も売れたら御の字だと言われていたのですから。内容的にも当時としては「聖書」の称号をつけるだけの価値があるというファンもいました。著者の私は今もこの冊子を紐解くことがあります。しかし、随分と古くなったので、新しい情報で書き直したいのですが、市場は現在大不況で、出版業界が乗ってきません。10年前に東京書籍から<鉄道模型の楽しみ>(2分冊)を上梓しましたが、編集スタッフがコンピュータの操作に不慣れで誤植をはじめ多くの編集ミスが発生。さんざんな仕上がりになりました。しかし、「不況だから売れない」という出版社の言い分は単なる言い訳に過ぎないと思っています。日本のメーカーの無気力は歴然。初めからやる気がないのです。それで儲けたいというのは人が良すぎるとおもいませんか。来年は鉄道模型写真作家協会を立ち上げようと考えています。お力添えをお待ちしています。
水野良太郎 拝
Re:Re:はじめまして
To Tri-city and Westn | 2015年12月08日